嫌いな上司がいて、退職を考えるほど辛いときはどうすればいい?

上司が嫌いで悩んでいる人が多いことは、さまざまな調査の結果からも明らかです。決して特別なことではありません。

ただ、「退職」が頭をよぎるほどであればかなり深刻ですよね。そのような場合は何か手を打ったほうがいいでしょう。

そこで、このページでは他の人たちがどんな状況なのかということをまず説明し、嫌いな上司がいる場合の対処法について解説します。

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理想の上司と言えば……

あなたにとって、理想の上司とはどんな人でしょうか。

明治安田生命が2019年春の新入社員を対象に行ったアンケートによると、男女別の理想の上司は以下のような結果になりました。

男性 女性
1位 内村光良 1位 水卜麻美
2位 ムロツヨシ 2位 天海祐希
3位 博多大吉 3位 吉田沙保里
4位 設楽統 4位 深田恭子
5位 所ジョージ 5位 有働由美子
5位 長谷部誠 6位 北川景子
7位 明石家さんま 7位 石田ゆり子
7位 イチロー 8位 渡辺直美
7位 大泉洋 9位 米倉涼子
10位 タモリ 10位 いとうあさこ

言うまでもありませんが、現実の上司をこうしたそうそうたる面々と比較してはいけません。

このランキングに登場する人たちが評価されているポイントは、主に以下のような点です。

  • 親しみやすい
  • 頼もしい
  • 知性的・スマート
  • 指導力がある
  • 優しい

これらは想像にすぎないので実際はどうなのかということはわかりませんが、上司にはこうした要素を求めている人が多いことがわかります。

上司が嫌いというのはごく普通のこと

株式会社マイナビが2017年に行った調査によれば、「職場に嫌いな上司がいますか(いましたか)?」という質問に対し「いる」と答えた人の割合は73.5%という結果が出ています。

また、株式会社ラクスが経理担当の女性社員200名を対象に行ったアンケートでは、「職場に嫌いな上司はいますか?」という問に対し「いる」「どちらかというといる」と答えた人の合計は61.5%という結果となっています。

こうした結果を見る限り、理想の上司に巡り会えないのはもちろんのこと、「嫌い」と感じる上司にあたることは決して珍しくないことがわかります。

嫌われる上司の特徴

嫌われる上司の特徴としては、以下のようなものがあります。あなたの上司はどうでしょうか。

  • 指示に一貫性がない、コロコロと変える
  • コミュニケーションが下手
  • 自分の考えを押し付けてくる
  • そもそも仕事ができない
  • 理不尽で、自己中心的な考え方をする
  • 自社の利益になれば、お客さんが損をしてもいいという考え方をする
  • 部下の気持ちを理解しようとしない
  • 感情的で、すぐ怒る
  • 部下の仕事に対する感謝の気持ちがない
  • 人によって対応を変える
  • 自分の考えが常に正しいと思っている
  • 神経質すぎる
  • パワハラ、セクハラ行為をする
  • 仕事の時間外に連絡をしてくる
  • プライドが高い

今どきの上司は「上から目線」で接する人が嫌われるようです。仕事ができる人ならまだ良いですが、そうでもないのに自分のやり方を押し付けてきたり、部下の気持ちを理解しようとしなかったりする上司は間違いなく嫌われます。

また、指示の内容がコロコロ変わったり、人によって対応を変えたりするような上司も嫌われます。こうしてみると、理想の上司になるというのもかなり難しいものですね。自分が上司になったときのことも考えておいたほうがいいでしょう。

嫌いな上司にはどう対応する?

上司といえども1人の人間です。人によって性格や特徴は異なるので、個別に対応方法を考える必要があります。そこで、以下で説明するような方法を検討し、うまく対応できるように努力してみてください。

異動になるまでひたすらガマンする

大きな会社や公務員であれば、定期的な人事異動が行われていないでしょうか。

もしそうなら単純に、次の人事異動までと割り切ってガマンするのも1つの方法です。いつまでガマンするのかわかっていれば、少しは苦痛も耐えやすくなるでしょう。

ただし、もちろん次の人事異動で嫌いな上司や自分が異動になるとは限りません。異動がなかったときの対策も考えておくことが必要ですし、自分が他の部署に異動できるように働きかけるという方法もあります。

「この上司はなぜ、この地位に出世したのか?」と考えてみる

上司のいいところを探そうというアドバイスを受けたことがある人もいるでしょうが、実際はなかなかできませんよね。そんなときは、その上司がなぜ、その地位まで出世することができたか調べてみてはどうでしょうか。

もちろん、単なる偶然だったりゴマすりで出世しているだけだったりすることもあるでしょうが、意外なところで結果を出し、それが評価されたのかもしれません。もしそうなら、その上司を見る目が少しは変わるかもしれません。

同僚に相談する

あなたが退職を考えるほど嫌いな上司なら、おそらく他の同僚もあまり好きではないのではないでしょうか。

そこで、同じようにその上司が嫌いな同僚を探してどう接しているのか聞いてみてください。また、嫌いという感情を共有するだけでも気持ちが軽くなりますし、パワハラ上司の場合は協力して対処できるというメリットもあります。

音声を録音してパワハラの証拠を残し、いざというときに使えるように準備するだけでも気持ちが軽くなるかもしれません。

自分なら完璧な上司になれるだろうかと考えてみる

上司がいかにダメな人間だったとしても、世の中に完璧な人はいません。もしかしたら、理想の上司ランキングで上位に入っている人たちでも、実際に上司と部下という関係になったら嫌な点が見つかるかもしれません。

また、もし自分が上司の立場になったら、部下から慕われる完璧な上司になれるかと考えてみてください。おそらく、そのように考えれば不安を覚える人のほうが多いのではないでしょうか。

今は、部下のことを思って何気なく言った一言がすぐにパワハラ・セクハラ扱いされる時代です。

世代間ギャップは想像以上に大きいので、上司との間にも考え方の違いはあるでしょう。そうした点が理解できれば、少しは嫌いという気持ちが軽くなるかもしれません。

退職は最後の手段

上司が嫌いで退職を考えるくらいなら、以上で説明してきたような方法ではもはや対応できない状況かもしれません。

誰が見ても明らかにパワハラ・セクハラ行為が目立つ上司で、かつ規模の小さい会社なら転職でしか対応できないこともあるでしょう。

もし退職するのであれば、できるだけ最低限の準備は行ってください。たとえば、転職するためには次の会社で面接を受ける必要がありますが、そのときは前の会社を退職した理由を聞かれます。

転職する理由はポジティブなものが好まれるので、「上司が嫌いだから退職しました」という理由では採用してもらえない可能性が高いです。そのため、それなりの理由を考えておくことが大事です。

また、職務経歴書には仕事の実績を記載することが必要なので、今の仕事である程度の実績ができているか考えてみてください。もし、職務経歴書にそれらしいことが書けないなら、もう少しだけガマンして実績を作ったほうが良いかもしれません。

今の会社が本当に嫌で恨んでいるくらいなら、流行りの退職代行サービスを利用してはどうでしょうか。退職代行サービスを利用すれば、業者に依頼したその日から会社に出社する必要がなくなることが多いので、それ以降、嫌いな上司の顔を見る必要もなくなります。

会社側は突然、全く知らない業者から電話がかかってきて「◯◯さんが退職したいそうです」のような形で知らされるわけです。本当に嫌いな上司から離れるために会社を辞めるのであれば、こういう方法でもいいかもしれませんね。いざというときの切り札として、覚えておいてはいかがでしょうか。

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