退職代行を使う人はクズ? 世間は退職代行をどのようにとらえているか

自ら上司に退職の意思を伝え、スムーズに退職した経験のある人からすれば、なぜわざわざお金を払ってまで、退職の意思を第三者である業者に頼んで伝えてもらう必要があるのか疑問に思うものです。

また、仕事を辞めるというのは当人にとってとても大事な話なので、自分で伝えないということが非常識・無責任であると感じる人もいます。中には退職代行を利用して会社を辞める人を「クズ」呼ばわりする人もいるくらいです。

しかし、退職代行サービスを使う理由は人それぞれなので、個々の事情を考慮せずにクズ呼ばわりするのはちょっと乱暴です。

そこで、このページでは退職代行サービスが流行る理由や、後ろめたさがあるときにどうとらえるべきか解説します。

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世間は退職代行を使う人をクズだと思っている?

テレビ番組で以前、退職代行サービスを利用して退職する人をどう思うかというアンケート調査がありました。

これを見ると、20代~30代の人は(退職代行を利用して退職するのが)【あり】が54%、【なし】が46%ということで、およそ半々という結果になっています。

しかし、60代以上の人は【あり】がわずか8%で、【なし】が圧倒的多数を占めています。

40代・50代も気になるところですが、やはり退職代行サービスというのは年齢が上がれば上がるほど理解ができないもののようです。これは仕方ないかもしれません。

ただ、退職代行サービスを使って退職する人を単純にクズ呼ばわりするのは少し待ったほうがいいでしょう。なぜなら、退職代行サービスを使う人にもいろいろな理由があるからです。

退職代行サービスに依頼が殺到する深刻な理由

売り手市場のときなら企業もあまり人を選びませんので、真面目に働く気のない人をうっかり採用してしまうことも珍しくないでしょう。

そのような人の場合、少し働いてみただけで「自分にはこの仕事は合っていない」と短絡的に決めつけ、「辞めると伝えるのがかったるい」という理由で退職代行サービスを使うことも考えられます。

こうした利用の仕方なら、他人からクズ呼ばわりされても仕方ないかもしれません。

しかし、現実には退職したいということを申し出ても、上司にのらりくらりとかわされたり、今辞められたら困ると脅されたりして退職を妨害されてしまう人もいます。

また、職場で過度な負担のかかる仕事を与えられている人や、パワハラ・セクハラの被害に遭って抵抗する気力すら失ってしまっている人もいます。

こうした人にとっては、退職代行サービスというのは大げさではなく、救世主のように感じるようです。

そのため個々の事情を理解せず、一律に「退職代行サービスを使って退職するヤツはクズ」というレッテルを貼るのは少し、待ったほうがいいでしょう。

むしろ、退職代行サービスは「クズな会社」や「クズな上司」が原因で生まれたサービスと考えるのが自然です。

「申し訳ない」という気持ちで退職の意思を自分で言えないことも

入社して間もないうちに辞めたい気持ちが固まってしまった人や、上司や先輩が丁寧に仕事を教えてくれるいい会社なのにどうしても辞めたいという人もいます。

こういうときも自分から退職したいとは言い出しにくいようで、退職代行サービスはこのようなときも利用されることがあります。

会社というのは従業員の希望を常にかなえてくれるわけではありませんので、特に新人のうちは希望した仕事を与えてもらえずモチベーションが下がることもあるでしょう。

それでも与えられた仕事を最低、3年は辛抱して取り組んで認められるべき、という考え方はもはや古いのかもしれません。

タイミングだけは考慮したほうが良いかも

もし、退職代行サービスを利用して退職することを真剣に考えていて、世間から少しでもクズ呼ばわりされたくないと考えているのであれば、タイミングだけは考慮したほうがいいかもしれません。

なぜなら、あなたがいきなり抜けることで大きな影響が出ると、あなたのイメージがかなり悪くなるからです。

たとえば飲食店に勤務していて、正社員として明日のシフトに入っているのがあなた1人だったとします。あなたが抜けたらお店が回らなくなるという状況になり、残された人が困るというのは予想がつくでしょう。

そのため、少しでも耐えられるのであれば、繁忙期を避けて連休の前にするなど、退職代行業者に依頼するタイミングを少し選んだほうがいいかもしれません。

冒頭で触れたとおり、退職代行に対する世間のイメージはまだあまり良くありません。

しかし、退職代行を利用した退職の成功率は100%に近く、業者が適法に活動していれば法的な問題は起きません。そのため、辛いときは自分を優先しても良いのではないでしょうか。

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